お墓と聞きますと、自分には関係無いと感じる人もいらっしゃるかと思いますが決してそんなことはありません。
自分だけの問題ではなく家族や親類などなど多くの人が関わってくるものですので注意して選ぶようにしましょう。 現代におきましては生前も死後も個性を表現する時代になってきました。
このことから墓地の区画や広さ、さらにはお墓の大きさなどといったことを検討しながらお墓を決定しましょう。

 

日本では江戸時代からあるお墓で台石を2段重ねた上に、縦長の長方形の石を積み重ねている3段墓が主流となります。
これは仏舎利塔や五輪塔を簡略化しており、そしてそれをイメージしたものとなります。

 

洋型墓石は高さが低く横幅がありますので安定感がありモダンな感じのお墓で最近人気があります。
民営のお墓でよく見かけることがあり、墓石に刻む文字に関しましても好きな言葉を刻んでオリジナリティがあります。



代表的なお墓の種類ブログ:2017-10-20

十年前、元気だったママが倒れた。
脳出血だった。
命は助かったが、右手足は不自由な肉体となった。

幸いな事に、
言葉、記憶などには不思議なほど支障がなかった。

助かってみると、
この事がママ自身の苦しみにもなり、
介護するわし達の苦しみにもなっていった。

「お前には分からん!」
わしにぶつかるママは、わし以外にあたる人がいない。
2年前にパパは他界していた。

一年の入院生活から退院する時、わしは心に決めた。
「よし、とことんママとつき合って、
笑顔を取り戻すまでは、パパのところに行かす訳にはいかん」と。

医師には無理だと反対されたが、
ママの家を改造し、
デイケアの施設にお風呂を入れてもらう約束をもらって、
ママの希望どおり自宅に帰った。

ママの願いはほとんどやってあげたが、笑顔は戻らない…

五年が過ぎた頃、施設でリハビリの先生に出会った。
「ちょっと簡単な手芸をしてみない?」
「いや!できない」
「できる所だけでも、まあしてごらん」

押し問答が何日かあった末に、
デイケアの日に、しぶしぶ左手を動かしてやってみたが、
ママの思うようにはいかなかったらしい。

でも、あの日の事は忘れられない。
デイケアの車から降りると…

「これ」と、
ママがバッグの中から出したのが、小さな花。
色紙を型の中に押しこんで紙絵にしていく手法のものだった。

「ウワー!できたじゃん」
わしは大げさに喜んでみせたが、ママはいつもの顔だった。
だけど、かすかにその中に笑いを見たような気がした。

それから、一作、二作、三作…作品が増えるにつれ、
少しづつ笑顔が出るようになった。

そして、心から
「ありがとう」の一言が
自然にクチをついて出るようになった。

この言葉を聞いた日、
わしの目が涙でかすんだのを今でも覚えている。