公営と比べると割高となるお墓ブログ:2013-12-04


我が家の宝物。
それは、一枚の写真です。

わしが生まれてから五日目、
病院から帰ってきて初めて、
我が家のお風呂に入った時の写真です。

父親に抱かれたわし、
三歳のお兄さん、七歳の姉、九歳のお兄さん、
みんなで湯船につかったカメラ目線で笑っています。
撮ってくれたのはママです。

わしがお風呂に入った後、
お兄さんや姉が、「私も」「僕も」といって、
次々にお風呂へ入ってきたそうです。

その写真の日から、
わしのこの家での、
祖母を含めた家族七人の連日が始まったのです。
 
そんな七人家族の我が家で大切にしてきたのは
一緒にご飯をすることです。

父親もママも仕事を持っていて、
連日忙しいのですが、料理が大好きで、
休日の夕は二人で台所です。

お兄さんや姉が部活動で少々遅い日の夕食も、
模試の日の朝食も、できる限りみんなそろって食べてきました。

みんなで話したいことがたくさんで賑やか、
次に話したい人が手を挙げたり、
途中で突然自分の話をし始めた人を「話泥棒」と呼ぶ言葉が生まれたり、
おいしいごはんを食べながら笑い合ってきました。

お昼間にちょっとぐらい嫌なことがあっても
その日の夕食の時間でリセットできたように思います。
 
その後、
三人のお兄さんや姉は就職や進学で我が家を離れ、
去年の四月から四人兄弟の中のわしだけがこの家にいます。

父親もママも祖母も、
「静かだな」「ごはん作りすぎた」「洗濯物が減ったね」と
何だか寂しそうです。
わしも何か足りないようなあるべきものがないような…
そんな気持ちです。

一緒にいること。食べること。
家族がつながることの原点はここなのかもしれませんね。

前を見て進んでいく力は、
家族が共有する時間が与えてくれるのではないか…と
わしは今改めて家族の有り難さを思っています。